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【11分で解説】OPEN 開くことができる人・組織・国家だけが生き残る

📅 2024年6月20日

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OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る (NewsPicksパブリッシング)

OPEN(オープン):「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る (NewsPicksパブリッシング)

おすすめコメント

人類に備わっている「オープン(開く)」「クローズド(閉じる)」という2つの矛盾した本能について、文明、経済、人類の歴史を紐解きながらその本質と未来を示す一冊として紹介されています。人類の進歩を脅かす力について知ることで、個人や組織が進むべき道筋が見えてくる、おすすめの本だそうです!

オープンな交流がもたらす繁栄

歴史を振り返ると、人類の発展は常にオープンな交流とともにあったと説明されています。

  • 交易は、手持ちのものを欲しいものに変えられる「人類史上最大の発明」であり、貧困国が豊かになり、富裕国がさらに豊かになるための唯一の方法だと紹介されています。
  • 人間は他者の優れた点を真似することで、遺伝的な進化とは比較にならないスピードで文化的な進化を遂げてきたそうです。他人とアイデアを積極的に交換することが、人間の本性であるとされています。

なぜ「開く」組織は強いのか

現代社会においても、「オープン」であることの重要性は増していると指摘されています。

  • 多様性のある集団は、同質な集団よりも問題解決がうまくなると解説されています。摩擦が起きるからこそ、集団思考に陥らず、より良い結論にたどり着けるのだとか。
  • 移民は社会に悪影響を与えるという懸念はデータで否定されており、実際には犯罪率を下げ、社会をよりクリエイティブで繁栄させるための代償だと説明されています。新しい人や発想を受け入れない社会は、退屈で停滞したものになってしまうそうです。

クローズドな本能「奴らと俺たち」

一方で、人間には身内をひいきし、外部に敵意を向ける「クローズド」な本能も備わっているとされています。些細な違いですら、人々を「俺たち」と「奴ら」に分け、対立を生んでしまうことが実験で示されています。

この本は、こうした人間の本能を理解した上で、これからの時代をどう生き抜くべきかを教えてくれる内容だそうです。動画内では、まだまだ紹介しきれない部分が多いとされており、非常に示唆に富んだ一冊として推薦されています!

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