【10分で解説】ビジネスパーソンの未来をつくるリスキリングの本　キャリアアップに向けた「社会人基礎力」のススメ

リスキリングの切り口で、激動の時代に今何を学び直すべきかを示す一冊と紹介されています。鍵は社会人基礎力を鍛え直し、どんな職場にも素早く調整できる力を身につけることだとか。

• •評価されるスキルが「多く働く力」から「深く考える力」へと移り、インターネット普及で変化が加速していると解説されています。
• •今求められるのはトータル力（実務遂行力と社会人基礎力をバランスよく習得する力）と提案されています。
• 社会人基礎力は3つの能力で構成されると紹介されています。
  • •前に踏み出す力：要素は主体性・実効力・働きかけ力。特に主体性が土台で、欠けると他のスキルが十分に発揮できないと説明されています。
  • •考え抜く力：要素は想像力→課題発見力→計画力の順で磨き、主体性と掛け合わせて実効力につながると紹介されています。
  • •チームで働く力：要素は規律性・状況把握力・柔軟性・傾聴力・発信力。主体性と掛け合わせて働きかけ力へとつなげると解説されています。
• 現場への落とし込みの例が具体的に示されています。
  • •前に踏み出す力：必要だと思える仕事を主体的に実行。障害が心・知識・人的資本のどこにあるか見極めると良いそう。
  • •考え抜く力：自社のサービスや商品の5〜10年後を想像し、観察→計画→行動へ。まず考える時間を確保するだとか。
  • •チームで働く力：協力が必要なすべての人を“チームメイト”と捉え、関係性やコミュニケーション課題を整理するそう。

どんな環境変化にも対応できる人材として活躍し続けるための一助になる一冊で、おすすめと紹介されています。