【依存症は“特別な人の病気”じゃない】薬物依存治療の第一人者・松本俊彦／薬物・酒・ギャンブル…他人事ではない生きづらさの正体／「ダメ。ゼッタイ。」の次を考える【1on1 Health】

SMARPP（スマープ）による物質使用障害の集団療法を実施するためのワークブックとして紹介されています。医療・行政・地域資源をつなぐ実践に用いられ、治療の継続と社会的つながりの構築を重視する点が特徴だとか。

• •もともと日本に公式な治療法が乏しかった状況を受けて開発されたプログラムと紹介されています。
• •ワークブックとマニュアル、さらに3日間の研修で実施可能だとか。
• •2016年に診療報酬の算定対象となり、医療保険で用いられる治療プログラムとして位置づけられているそう。
• •重点は断薬よりも治療継続（ドロップアウトの低減）にあると説明されています。
• •「使いながらでも通い続けられる」ことを認め、安心して「失敗」を共有できる参加環境づくりを促すそう。
• •参加期間中に自助グループ（例：ダルク）など地域の社会資源につながることを強く促進する設計だとか。
• •東京都の治療拠点病院、精神保健福祉センター、さらには保護観察所でも展開され、地域のダルク等と協働する官民連携の運用が紹介されています。
• •目的は「1人で悩ませない」「安心して失敗を語れる場所」を増やすことで、回復に不可欠なコネクション（つながり）を育むことだそう。
• •国内各地に広められており、地域によって名称や実施形態を工夫しながら運用されていると説明されています。

治療を続けやすい設計と、地域の支援資源への橋渡しに強みがあるワークブックと紹介されています。