
「今どきの若者」のリアル (PHP新書)
【12分で解説】「今どきの若者」のリアル Z世代の行動原理
サムの本解説chさんが紹介
おすすめコメント
現代の若者のリアルについて、様々な角度から掘り下げられており、若者を理解するための一助となる一冊として紹介されています。
Z世代の価値観や行動について、具体的な事例と共に深く知ることができるそうです。
Z世代の消費傾向
- •「ビールって飲んで何になるんすか」という言葉に代表される、行動の前にリスクを考え慎重にリスクヘッジする若者の思考が解説されているとか。
- •かつての「快感」や「達成感」を求める消費ではなく、「没頭」「人間関係」「意味」を重視する「意味消費」へと価値観が変化していることが説明されています。
マッチングアプリと恋愛観
- •現代の出会いの主流となりつつあるマッチングアプリについて、その実態が詳しく分析されているそう。
- •手軽に多くの人と出会えるコスパの良さと、経歴詐称などのリスクが共存している点が指摘されています。
- •アプリならではの現象として、一人に決めきれない「もっといい人がいるかもしれないシンドローム」や、写真と実物のギャップに落胆する「がっかり効果」といった問題点も解説されているようです。
Z世代を取り巻く深刻な社会問題
- •闇バイトによる強盗や売春といった衝撃的な事態の背景には、若者を直撃する深刻な貧困問題があると説明されています。
- 日本の貧困が本格化した分岐点は2004年にあると指摘されており、以下の要因が挙げられているそうです。
- •有利子奨学金の開始
- •雇用の非正規化の本格化
- •貧困女性のセーフティネットだった風俗店の摘発
- •これらの政策が、若者や女性から希望を奪い、犯罪や売春に追い込んでしまっているという構造が解説されています。
動画内で紹介されている内容はごく一部で、まだまだ紹介しきれていない部分が多いおすすめの本だそうです。
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