悪魔を出し抜け!

「自分の頭で考えて生きることの大切さ」を教えてくれる一冊として紹介されています。

周りの意見や環境、誘惑（この本では悪魔と表現）に流されてしまうと、気づけば本当に成し遂げたかったこととは真逆の自堕落な毎日になってしまうことがあるそうです。
そうならないために、周りに流されず自分の意思を貫き、充実した人生を手に入れるための具体的な方法が解説されています。

• 人生で絶対に叶えたい目標を持つ

  • •目標を人生の指針として行動できるようになるため、流されなくなるそうです。
  • •ちなみに、明確な人生の目標を持っている人はわずか2%しかおらず、98%の人は流されて生きているのだとか。

• 明確な計画を立てて習慣化する

  • •人間の行動の95%は習慣によるものだと書かれており、目標を叶えるための行動を習慣にしてしまうことが重要だと紹介されています。

• 自制心を鍛える

  • やるべきことが分かっていても行動できないのは自制心が弱いからであり、この力を鍛える必要があるそうです。自制心を失う大きな原因として、以下の3つが挙げられています。
    • •食欲: 過剰な食欲は思考を鈍らせ、自分で考える力を失わせるそうです。毎日の食事を腹8分目に抑えることが推奨されています。
    • •性欲: この非常に強い欲求をコントロールできる人は、他のこともコントロールしやすくなるとのこと。「正度をコントロールできたものは勝者、できないものは敗者となる！」とまで書かれている、とても大事なことだそうです。
    • •喋りすぎ: 必要以上に喋ることでエネルギーと集中力が外に漏れてしまうため、成功者は必要なこと以外あまり喋らない傾向にあると紹介されています。

• 失敗や逆境から学ぶ

  • •失敗した時こそ「なぜ失敗したのか」「どうすればうまくいくか」を自分の頭で考え、やり直すことが成長のきっかけになるとのこと。成功は常に過去に経験した失敗の数に比例していると書かれているそうです。

• 目標を叶えやすい環境に身を置く

  • •人は良くも悪くも環境から多大な影響を受けているため、自分を変えたいのであれば思い切って環境を変えるべきだと説明されています。

• 大事なことを後回しにせず、すぐに行動する

  • •行動を先延ばしにすることは「悪魔に支配される典型的な入り口」であり、チャンスを逃す最大の原因になると位置づけられています。