「わかる」から「動ける」まで 言葉の解像度を上げる

「わかる」から「動ける」まで 言葉の解像度を上げる

flier 公式チャンネル
【言語化だけではNG】現代のビジネスパーソンが直面する「曖昧フレーズ」への処方箋/ベストセラー著者・浅田すぐるが提唱する「1枚」フレームワークとは?

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「当事者意識を持とう」「視野を広く」といった、ビジネスシーンで使われがちな曖昧な言葉。言われた側も、具体的にどう行動すればいいか分からず困ってしまうことはないでしょうか。
この本は、そんな悩みに応える一冊として紹介されています。

単に言葉の意味を「わかる」だけでなく、具体的なアクションに繋がる「動ける」レベルまで言葉の解像度を上げることを目的としているそうです。
これまで「言語化」をテーマにした本は多くあったものの、分かって満足で終わるものが多かった中で、「行動に移せて初めて成果に繋がる」という仕事の本質に真正面から向き合った内容なのだとか。

本書で紹介されているのは、紙1枚とペンだけで、数分で実践できるシンプルなフレームワークです。

  • 4×4のマスを作り、テーマについて思いつく言葉を書き出す
  • 考えが止まったら、3つのアプローチで思考を深める
    • 反対から考える:「当事者意識がない状態」とは何か(無関心、無責任など)を考えると、本質が見えやすくなるそう。
    • 英語に置き換えてみる:「当事者意識(responsibility)」を「response(反応)+ ability(能力)」と分解すると、「無視しない、放置しない」という具体的な行動が見えてくるのだとか。

この手法は、個人の思考整理だけでなく、部下とのコミュニケーションやチーム作りにも絶大な効果を発揮すると紹介されています。
例えば、部下が「どうすれば仕事に関心を持てるかわからない」と悩んでいる場合。
紙の片側に「本人の業務」、もう片側に「会社の理念やビジョン」を書き出して繋げてみる。すると、自分の仕事が会社のどこに貢献しているかを自ら見出すことができ、主体性が生まれるきっかけになるそうです。
このワークをわずか5分行うだけで、部下が別人のように変わる!ということも起こりうるのだとか。

また、AI時代だからこそ、この「解像度を上げる技術」は重要になるとのこと。
AIが出した答えをそのまま使うのは当事者性がなく、人の心には響きません。自分なりに納得し、自分の言葉として語るために、この技術は不可欠だと紹介されています。
紙に書き出して可視化することで、チームの「共通言語」となり、組織全体の力を高めることにも繋がる一冊だそうです。

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