財務省 バカの｢壁」 最強の”増税マシーン”の闇を暴く (単行本)

世界一財務省を知り尽くした著者による、最強の”増税マシーン”の闇を徹底的に暴き出す一冊として紹介されています。「我々の富を奪い続ける悪しき財務省を打ち倒す最強の教科書」とされており、その知られざる実態が具体的に解説されているそうです。

メディアは100%財務省の言いなり

新聞やテレビなどの大手メディアは、記者クラブ制度や税務調査への恐れ、消費税の軽減税率というアメによって完全に財務省の支配下に置かれていると説明されています。

• •記者にとって財務省担当はエリートコースであり、批判的な記事は書けない構造になっているとか。
• •財務省の発表をそのまま記事にするだけで、メディアが独自に真実を暴き出すことはないそうです。

警察権力より強大な3つの権限

財務省が最強の官庁である理由は、他の省庁にはない3つの権限を持っているためだとされています。

• •予算編成権: 国家の財布の紐を握り、政治家や各省庁を従わせる力。
• •税務調査権: 政治家ですら恐れるほどの強大な権力で、脅しの道具にもなっているそう。
• •人的ネットワーク: 首相官邸の隅々にまで秘書官を送り込み、情報を完全に掌握しているだとか。

これらの権力を使い、増税で得た予算を各省庁に配分する見返りに、美味しい天下り先を確保していると解説されています。

増税を正当化する「嘘」と「脅し」

財務省は、国民を巧みに騙すロジックで増税を推し進めていると指摘されています。

• •国民の命を人質に: 「消費税は社会保障のため」という説明は、増税への反対論を封じ込めるための罠であり、社会保障目的税としているのは世界で日本だけという事実は隠されているそうです。
• •国は借金まみれという大嘘: 国が多額の負債を抱えていることだけを強調し、それを上回る世界トップクラスの資産を持っている事実は都合が悪いため隠し続けているとか。
• •さらなる増税の狙い: 消費税だけでは満足せず、次は専業主婦などの第3号被保険者から社会保険料を徴収しようと企んでいるとされています。

日本経済停滞の元凶

「失われた30年」の根本原因も財務省にあると述べられています。

• •バブル崩壊は人災: 未曾有の大不況となったバブル崩壊は、思い上がった財務省と日銀エリートによる誤った金融引き締めが招いた人災だったと断じられています。本来、何もしなければ「良い経済」で終わっていたはずだとか。