自分時間を作りだす 5倍速家事

これまで5〜6時間かかっていた家事をギュッと1時間に短縮する「5倍速家事」の考え方を紹介し、自分が本当にやりたいことのための時間を生み出すことを目的とした、最強の時短術本として紹介されています。

片付け・収納で時間を生み出す方法

• 食器は最短距離で0歩で収納
  • •使用頻度の高い食器は、食器洗い機から0歩で収納できる定位置を決めておくことで、圧倒的な時短に繋がるそうです。
  • •収納はあえて仕切りすぎず「置くだけ収納」にすることで、めんどくささを省き、効率的に片付けができるようになるとか。
• 不要なものと自分の時間の価値を天秤にかける
  • •「家にあるものの数だけ家事は増える」という考え方が紹介されています。物が多いと掃除や片付けに時間がかかり、貴重な時間が奪われてしまうそう。
  • •不要なものの価値と自分の時間の価値を天秤にかけ、時間の価値が大事だと気づければ、簡単に物を捨てられるはずだと説明されています。
• 動線を意識して「ついで掃除」を習慣化
  • •掃除アイテムを、それを使う場所の動線上に収納するのがおすすめだとか。
  • •例えば、洗面所からリビングに戻るついでにフローリングワイパーで掃除ができるよう、洗面所に置いておくといった工夫が紹介されています。
• 収納のための収納グッズをまず断捨離する
  • •他人の収納アイデアを真似して収納グッズを買い込んでも、持っている物の種類や数が違うため、うまくいかないことが多いそう。
  • •まずは物を減らすことが最優先で、そのついでに不要な収納グッズも一緒に捨ててしまうのが良いとされています。
• 「あれどこ？」という言葉に邪魔されない工夫
  • •家族が使うハサミや爪切りなどは、あえて収納せず、その人が普段いるスペースの目につくところに丸見えの状態で置いておくことで、家事を中断されなくなるそうです。
  • •家族が何を求めているかを先読みすることが、非常に大事なスキルだと紹介されています。

思考と行動の習慣で時間を生み出す方法

• 自分の行動パターンを把握し、目的意識を持つ
  • •「一度ソファーに座ると動けなくなる」など、自分の性格を先読みし、「家事の途中では絶対に座らない」といった自分だけのルールを作ることが重要だそう。
  • •自分の時間と家事の時間をしっかり切り分け、納得のいく時間の過ごし方ができれば、その日1日は最高だ！と言えるでしょうと語られています。
• 30分後に来客がある前提で爆速で片付ける
  • •「30分後に急な来客がある」と締め切りを設定することで、想像以上にパフォーマンスを引き出し、一気に片付けをすることができるそうです。
• 悩むのではなく考え、考えるのではなく行動する
  • •悩んでいる時間は非生産的で、何も解決しないため、解決のためにどう行動するかを「考える」ことに切り替えるのが重要だとか。
  • •考えても解決しない時は、思考停止でもいいから最初の一歩を踏み出して行動することで、状況が開けてくると紹介されています。
• 小さなタスクという「借金」を後回しにしない
  • •書類書きやメールの返信、郵便物の仕分けなど、小さなタスクはその場ですぐにやることを習慣化することが大切だそうです。
  • •後回しにしたタスクは頭の隅に残り続け、脳のパフォーマンスを下げてしまうため、すぐに片付けて脳をいつもクリアな状態に保つことが勧められています。