
「痛み」とは何か (ハヤカワ新書)
【痛み対策の「常識」は間違いだらけ】痛み研究の第一人者・牛田享宏/手術しても“痛み”は治らない/もぞもぞ動けば痛みは防げる/子供時代のつらい経験が大人時代の痛みにも【1on1 Health】
TBS CROSS DIG with Bloombergさんが紹介
おすすめコメント
30年間の痛み研究の知見が詰まった一冊として紹介されています。「めちゃめちゃ興味があって読ませていただいたんですけど、すっごい分かりやすい内容でした!」とのことです。
手術をしても痛みが治らないことがあるという事実や、研究を進めるうちに出てきた「それだけじゃない」という痛みの複雑な側面を、多くの人、特に患者さんに伝えるために、分かりやすい資材が必要だという思いから作られたそうです。
この本を読むと、動画で解説されているような「痛み」の不思議な世界について、深く理解できるかもしれません。
痛みの常識が覆る
- •手術で原因を取り除いても、痛みが治らないことが多いのはなぜか?
- •膝が変形していても痛まない人がいる一方で、怪我がないのに痛んでしまうことがあるのはなぜか?
- •痛みは単純な「感覚」ではなく、感覚と苦痛が伴った「不快な体験」であり、誰に、どんな状況で、という文脈が非常に大事であることなどが解説されているそうです。
最新の痛み対策
- •「姿勢を良くすれば痛みが防げる」「じっとしていれば痛みが良くなる」といった、これまでの常識の間違いが指摘されているだとか。
- •むしろ「安静にしたら、かえって痛くなる」こともあり、もぞもぞ動くことや、過度に安静にしすぎないことの重要性が語られています。
心と痛みの繋がり
- •痛みには「実際の怪我」「神経の傷」「神経(脳)の過敏」という3つのメカニズムがあり、脳が些細な刺激を強い痛みとして勘違いしてしまうことがあるそう。
- •子供の頃の経験が、大人になってからの長引く痛みの原因になるという、驚きのメカニズムについても触れられています。
なぜ長引く痛みが治らないのか、その複雑なメカニズムを分かりやすく解き明かし、痛みとの新しい向き合い方を教えてくれる一冊として紹介されています。
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