
勝率9割の投資セオリーは存在するか
【調査結果】選挙と株価のアノマリーって本当に当たるの?知らなきゃ損する投資のヒント
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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東大の数学科出身という理論派の方が、投資の世界で非科学的と言われがちなアノマリーを徹底的にデータで検証している、面白い本として紹介されています。
「セルインメイ」のような季節アノマリーやチャート分析など、様々な経験則が本当に有効なのかを科学的に解き明かしているそうです。
動画の中では、本書で解説されている「参議院選挙と日経平均株価のアノマリー」について、1971年から2013年までのデータを用いて詳しく紹介されていました。
選挙前の株価
- •参院選の1ヶ月前から投票日直前までの値動きは、上昇と下落が五分五分という結果だったとか。
- •衆議院選挙とは異なり、「選挙は買い」というアノマリーは参院選には当てはまらない可能性が示されているそうです。
選挙後の株価
- •投票日直後から1ヶ月後に関しては、むしろ下落する確率の方が高いという検証結果が出ているとのこと。
- •この下落傾向の要因として、「ねじれ国会」の発生が大きく影響しているのではないかと分析されているそうです。
- •実際に検証期間中、「ねじれ国会」が発生した4回のうち3回で株価は下落し、上昇したのはバブル期の一度だけだったと説明されています。
データに基づいた非常に興味深い分析がなされている一冊だとか。
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