
スタバ株は1月に買え!―10万円で始めるイベント投資入門
【良書】会社員が元手30万円を1億円にしたカンタン投資術とは
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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今でも使えるノウハウや考え方が詰まったイベント投資の入門書として紹介されています。タイトルのスタバ株はすでに上場廃止されていますが、その考え方のエッセンスは今でも現役だそうです。
この本で紹介されている「イベント投資」は、難しいファンダメンタルズ分析は一切行わないのが特徴。情報やツールで勝るプロと同じ土俵で戦うのではなく、プロには説明責任があるため手が出しにくい「受給の歪み」といった隙間を狙う、個人投資家ならではの投資法が解説されているとのことです。
本書で紹介されている具体的な手法には、以下のようなものがあります。
指数の採用に先回りする投資法(小判ザメ投資)
- •TOPIXや日経平均などの指数に新規採用される銘柄を、インデックスファンドなどの大口の買いが入る前に買っておく手法。
- •時価総額が高い銘柄ほど成功率が高まる傾向があると説明されています。
優待先回り投資
- •優待が欲しい人の買いが集まる権利確定日より前に株を仕込み、株価が上がったところで売却して値上がり益を狙う手法。
- •原則として優待はもらわず、権利確定日よりも早めに売るのが王道だとか。
- •何ヶ月単位の比較的長いスパンの投資法で、忙しい会社員でも実践しやすく、難しいテクニックも不要とされています。優待銘柄は多いため、毎月のようにチャンスが巡ってくるそうです。
季節アノマリー
- •「1月はご祝儀相場」「3月末は配当狙いの買いが入りやすい」など、1年間の相場の特徴的な値動き(アノマリー)を捉えて投資に活かす方法。
- •各時期の相場の特徴が詳細に解説されているとのことです。
また、投資手法だけでなく、「個人投資家の心構え」の章は今でも通用する名言がオンパレード!と紹介されています。
- •株式は少数派が勝つ
- •バブルを怖がるな。一緒に踊れ
- •チャンスは何度もやってくる
といった、特に心に刺さる言葉が挙げられています。一つの銘柄やチャンスに執着せず、「ダメだったら次」というマインドが重要だと学べるそうです。
その他にも、著者の等身大の成功談や失敗談、専業投資家への道など、共感できる盛りだくさんな内容になっていると紹介されています。
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