
デンマーク人はなぜ会議より3分の雑談を大切にするのか (PHPビジネス新書)
【時間の使い方のお悩み】幸福度の高いデンマーク社会を支える"余白"を持つことの大切さ【針貝有佳×肉乃小路ニクヨ】(第2回/全2回)
flier 公式チャンネルさんが紹介
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デンマークが「幸せな国」でありながら「ビジネスの効率性」や「競争力が高い」理由はどこにあるのか。その繋がりが、現地での多くのインタビューを通じて見えてくる一冊として紹介されています。
日本では「無駄話」と捉えられがちな雑談を、デンマークでは「余白」と捉えているそうです。この「雑談する余白」を職場で作ることには、以下のような効果があると説明されています。
- •仕事とは直接関係ないことから、仕事へのヒントやイノベーションが生まれやすくなる
- •相手がどういう人かを知ることで、新しい解決策が生まれるきっかけになる
ただし、ダラダラと長く話すのではなく短時間でサクッとやるのがポイントだとか。これは、自分の時間も相手の時間も大切にする意識の表れでもあるようです。
また、デンマークの職場文化についても触れられています。
- •新入社員とベテランの間に上下関係がなくフラットなため、様々な意見が出やすくイノベーションに繋がりやすい
- •上司の指示でも、自分が納得しないと動かないという合理的な文化がある
- •根回しなどをせず、その場で話し合うオープンなディスカッションが基本
ワークライフバランスを重視し、プライベートでしっかり充電することが仕事の成果を出す良い循環を生むという考え方が、こうした文化の根底にあると紹介されています。
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