自分の変え方　認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く

「今日も仕事か…」と朝起きるのが憂鬱だったり、日々の生活にどこか物足りなさを感じていたりする、そんな違和感を抱えている方におすすめの本として紹介されています。

自分の可能性に気づけないのは才能の問題ではなく、無意識のうちについてしまった物の見方や考え方の癖（認知パターン）に原因があるそうです。この本では、認知科学の知見によって、その思考のフィルターを意識的に変える方法が解説されているだとか。

本気で変わりたいなら、まずは自分の認知を変えることから始めるべきだとされています。

自分を変えられない人の特徴

動画内では、自分を変えられない人の特徴として、以下のような点が挙げられています。

• •自分の幸せを後回しにしている
• •お金があれば幸せになれると思い込んでいる
• •現状に不満があるにも関わらず、居心地の良い領域（コンフォートゾーン）にとどまっている

そして、自分を変えるためには、意思決定の95%を担う「無意識」を変えることが重要だそうです。

自分を変えるための具体的な方法

その具体的な方法として、以下のポイントが紹介されています。

• •全く違う自分になるのではなく、今の自分のまま進化すると考えること。ポケモンがタイプを維持したまま進化するように、自分自身のアイデンティティを維持しつつ、全く別の形態へと向かうイメージだとか。
• •今の人生の外側にゴールを設定すること。今の頑張りの延長線上で達成可能な目標ではなく、今の自分からは想像もつかないようなゴールを設定することで、初めて無意識のレベルから変わらざるを得ない状況になるそうです。
• •設定したゴールに対し、目の前の現実よりも強い臨場感を持つこと。ゴールを達成できるという根拠のない自信（エフィカシー）を高め、未来の自分を新たなコンフォートゾーンにすることが、自分を変化させる鍵だと説明されています。

ゴール設定の具体的なステップ

1. •自己決定：自分の意思で「変わる」と決める
2. •自己理解：自分が何者であるかを深く理解する（自己欲求・自己能力・自己機能の分析）
3. •ゴール設定：自己理解を基準に、人生の外側にゴールを立てる

特に、ゴールは達成できるかどうかは気にする必要がないとされており、自分が変わらないとたどり着けないゴールに執着し続けるプロセス自体が、自分を変化させると解説されています。

これまで何をしても変われなかった自分を変えるきっかけになる、「とても素晴らしい本！」だと紹介されています。