
うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ (講談社+α新書 48-4A)
【ベストセラー】「うまく老いる 楽しげに90歳の壁を乗り越えるコツ」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日19時更新】さんが紹介
おすすめコメント
90歳の壁を乗り越え、楽しげに老いるためのコツが紹介されている一冊だそうです。
90歳を超えると現れる変化について
人間が最も最初に衰え始めるのは、足腰や脳ではなく「意欲」であると解説されています。
- •意欲の低下が、歩くことや頭を使うこと、人と会うことなどを面倒に感じさせ、結果的に全身のあらゆる衰えの引き金になるとのこと。
- •この意欲の低下は、脳の前頭葉の機能低下と密接に関係しており、40代頃から萎縮が見られるようになるそうです。
- •前頭葉の機能が衰えると、感情のコントロールが効かなくなり、怒りっぽくなったり、ワンパターンの行動に陥りやすくなるとか。
しかし、前頭葉は刺激を与えることで働きを良くすることができると紹介されています。
- •物事を両面から考える
- •自分の考えを言葉で表現する(アウトプット)
- •いつもと違うことにチャレンジする
また、引っ越しや配偶者との別れといった大きなストレスがきっかけで、老人性うつになりやすくなる点にも注意が必要だと述べられています。
何歳になっても若々しく、最高の人生を送るための習慣!
年齢を重ねても生き生きと過ごすための、具体的な習慣が紹介されています。
- 幸福と意欲のエネルギー源になる赤身肉をたっぷり食べる
- •肉に含まれるトリプトファンが幸福ホルモン「セロトニン」に、コレステロールが意欲に関わる「男性ホルモン」になるため、高齢者こそ積極的に食べるべきだとか。
- 自炊にこだわりすぎず、適度な外食を活用する
- •自炊は最高の脳トレになりますが、無理は禁物。様々な食材をバランス良く食べる「雑食」を心がけるには、外食の活用も有効だそうです。
- 認知症になってしまう不安を手放す
- •認知症は病気というより老化の一つと考え、診断されてもすぐに人生が終わるわけではないと解説されています。今できることを楽しむことが一番の薬になるとのこと。
- 孤独を恐れず、むしろ極上のひとり時間を堪能する
- •意外にも、一人暮らしの高齢者の方が自分で生活を回すため、認知症のリスクが低く元気に長生きできる可能性があると紹介されています。
- 朝散歩で心と体の両方の老化を予防する
- •太陽の光を浴びることでセロトニンが作られ、夜には睡眠を促すメラトニンに変化するため、質の良い睡眠につながるそうです。
- 明確な意思表示(リビングウィル)で望まない措置を回避する
- •元気なうちに最後の医療について意思表示をしておくことで、納得のいく最期を迎えることができると述べられています。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。