50歳からのミニマリスト宣言！ (扶桑社文庫 ふ 14-1)

50歳からの人生の棚卸しをしたい方、これからの人生を身軽に豊かに自分らしく生きたいと考えている方におすすめの一冊として紹介されています。
ミニマリズムとは、単に物を捨てることではなく、「自分らしく行きたい時に邪魔になるものや負担をかけているものを捨て去り、本当に大切なことに意識を向けて暮らすこと」だと説明されています。本書では、ミニマリストを「最小限のもので最大限に暮らす人」と定義しているそう。

不要品を捨てるだけで気持ちと時間に余裕が生まれ、本当にやりたいことに時間を割けるようになるとのこと。そのための具体的な方法として、「1日わずか15分で家から不要なものが消え去る神の片付け術」が紹介されています。

• •片付けは1回15分までと時間を区切ることで、疲れずに集中して取り組めるそう。
• •まずはテーブルや床など、効果が見えやすい場所から始めるのがモチベーションアップのコツだとか。
• キッチン、リビング、クローゼット、玄関、洗面所など、場所ごとに捨てるべきものが具体的に解説されています。
  • •キッチン: 増えすぎた食器や重い調理器具、使わないお弁当グッズなど
  • •リビング: なんとなく置いている雑貨類や思い出の品、古いCDやDVDなど
  • •クローゼット: 2〜3年来ていない服やサイズが合わない服、「いつか痩せたら」と思っている服など
  • •玄関: 災害時の避難通路でもあるため、物置きではなく通路としてすっきりさせることが重要だとされています。

さらに、この本で紹介されているミニマルな暮らしは、老後のお金の不安を解決するための最高の暮らし方！だと紹介されています。

• •物を減らすことで、収納や管理にかかる維持費や手間、ストレスが減り、大きな節約につながるそう。
• •ミニマリズムは欲しいものを我慢するのではなく、「自分にとって本当に大事なことだけにお金を使う」生き方であると説明されています。
• •そのため、出費は減っても生活に対する満足度は上がり続けるという、不思議な感覚が生まれるだとか。
• •収入が大きく増えなくても、無駄な出費がなくなることでお金の不安が驚くほど減るとされています。
• •これは苦しい節約術ではなく、これからの不安定な時代を力強く生き抜くための人生設計そのものだと紹介されています。