
自分の中に毒を持て<新装版> (青春文庫)
【要約】自分の中に毒を持て【岡本太郎】
フェルミ漫画大学さんが紹介
おすすめコメント
人生を本気で生きる方法を教えてくれる一冊として紹介されています。
人生は「安全な道」と「危険な道」という2つの道の選択の連続であり、多くの人は慣れた見通しのついた安全な道を選んでしまうそう。しかし、本当に「生きた!」と思いたいのであれば、たとえ怖くても心が望む危険な道をあえて歩むことが大事だと語られています。
- •そもそも危険な道に惹かれるのは、それだけ自分の心が「行きたい」と望んでいる証拠だとか。
- •人間にとっての成功とは、結局のところ夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかだと書かれているそうです。
- •挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とでは、経験から学ぶことや次への気持ちの切り替えにおいて、天地の隔たりがあると説明されています。
挑戦しようと一歩踏み出す時、最大の敵となるのは親や友達ではなく、変化を恐れて安定を求めようとする「自分自身」だそう。最もらしい言い訳を考えて行動を止めようとする自分に対し、戦いを挑み、自分を崖から突き落とすように運命を切り開いていく必要があるとされています。
この本では、ぬくぬくと安全な状態である「幸せ」ではなく、魂が燃え上がるような瞬間である「歓喜」を求めるべきだと語られています。「うおっ!」と叫びたくなるような歓喜は、安定した生活では感じられず、何かに全力でぶつかった瞬間や、恐怖を乗り越えて行動した後にしか感じられないものだそうです。
もし、やりたいことが見つからない場合は、
- •どんなに小さなことでもいいから、ちょっとでも情熱を感じることを無条件にやってみるのが良いとか。
- •続かなかったとしても、「違ったんだな」くらいに思えばよく、そうやって色々手を出していけば、本当に情熱を傾けられるものが見つかるだろうと紹介されています。
自信がないから行動できないのではなく、行動するから情熱が吹き出してくるとも説明されています。失敗を恐れるのではなく、思いっきり転んだ自分を笑って受け入れることが大事だそうです。
「才能がない」「いずれやる」といった言い訳は、現在の自分に責任を持っていない証拠だと厳しく指摘されており、過去や未来にとらわれることなく、「今、この瞬間に情熱を感じたことをやるか、やらないか」だけが重要だと締めくくられています。
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