
学歴社会は誰のため (PHP新書)
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flier 公式チャンネルさんが紹介
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「学歴社会は誰のため」という、これまでの能力主義社会への疑問に答える形で書かれた6冊目の本として紹介されています。
読者から寄せられた「とはいえこの世は学歴社会だし、自分の子供だけ競争から降ろせない」という声を受け、「学歴社会は誰かが得するように作られているのではないか」という鋭い視点で切り込んでいるそうです。
- •能力主義への問い直し: 「頑張れば誰でもどうにでもなれる」という考えの裏にあるものや、努力だけでない親の経済力などの影響を指摘し、当たり前とされてきた価値観に疑問を投げかけているとのこと。
- •学歴は「ラベリング」: 学歴は能力主義の化身であり、その人が「真面目に頑張るであろう」というわかりやすい目印(ラベル)として機能しているのではないかと述べられています。これは誰かの悪意ではなく、社会全体が作り上げた「共犯関係」のようなものだとか。
- •競争社会の辛さ: 「いい学校、いい仕事、いい人生」という一本道を追い求めることや、有利・不利に囚われ続けることの辛さにも触れられているそうです。親が子を想うあまりに競争させてしまうことへの問いかけも含まれているとのこと。
学歴を重要視すればするほど「競争をやめられない社会」になるのが本当にいいのかと問題提起し、子供がどこへ行ってもその子の持ち味が生かされるような社会を、私たち自身の意識から変えていく必要性を訴えていると紹介されています。
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