
「心のHPがゼロになりそう」なときに読む本: 「しんどい」を手放して、もっとラクに生きてみる (王様文庫)
【心療内科医が教える生きづらさへの対処法】自己肯定感は運次第/「ドラゴンクエスト」から学んだ勇気と成長/鈴木裕介「べき」思考から抜け出す方法(第1回/全2回)
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「行きづらい」と感じるのは、「自分とあんまり仲が良くない状態」だから、と紹介されています。仕事で成果を出している時や誰かを助けている時は安心できるけれど、そうでない時の自分を認められない、そんな心の葛藤を抱えている人に向けた一冊だそうです。
自己肯定感が持てないのは、本人のせいではなく、むしろ「運次第」な側面があるとのこと。幼少期など、ありのままの自分を受け止めてもらえる「安全な環境」を得られなかった場合、自分の感情よりも他人の機嫌を優先する「生存戦略」が身についてしまうのは自然なことだと説明されています。
この本では、そんな「行きづらい人生を攻略するための3つのステップ」が紹介されているそうです。
- •ステップ1:自分というキャラのタイプや能力、特性をよく知る
- •ステップ2:自分の行動や思考の癖を知り、なぜハードモードに陥るのかを構造的に理解する
- •ステップ3:人間関係やストレス対処に役立つ知識やスキルをインストールする
特に、多くの人が陥りがちな「見えない敵」である思考の癖について、具体的な対処法が解説されています。
「〜すべき」というべき思考
- •もともとは、過去の自分を守るための「生存戦略」だったはずのものだとか。
- •「このべきはどこでインストールしたんだろう?」「今の環境に本当に合っているだろうか?」と考えてみることが、抜け出す第一歩になるそうです。
- •最終的に「このべきがあると自分は幸せになるんだっけ?」と問いかけることが、しんどさを手放す鍵になると紹介されています。
マイナスな出来事を繰り返す「反すう思考」
- この本では、思考の繰り返しを2つに分けて定義しているそうです。
- •反省:具体的で未来志向。次回に役立つ役に立つもの。
- •反すう:抽象的で過去志向。「なんであんなことを…」と考え続ける役に立たないもの。
- •自分が「反すう」モードに入っているかを見分けるには、「これって具体的な答えが出る?」「次回の改善に役立つ?」と自問すると良いだとか。
- •もし「反すう」だと気づいたら、雪だるま式にネガティブな記憶が呼び起こされる前に、音楽を聴いたり、少し体を動かしたりと、気分が変わる行動のストックを使って意識的にモードから離れることが大切だと紹介されています。
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