株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」

ウォーレン・バフェットのかつての片腕だったマンガー氏や、「世紀の空売り」で有名なマイケル・バーリ氏など、数々の著名投資家が推薦している本として紹介されています。
理論と実務を兼ね備えた著者が提唱する「魔法の公式」について解説された一冊だそうです。

この公式は、収益性が高くてかつ割安という、贅沢な条件を兼ね備えた銘柄でポートフォリオを組むという、非常にシンプルなものだとか。
本書で紹介されている実績によると、1988年から2004年の期間で、市場平均が約12.4%だったのに対し、魔法の公式は年率30.8%という驚異的なリターンを叩き出していたと説明されています！大企業に絞った場合でも、市場平均の2倍近いリターンだったそうです。

ただし、この公式を実践する上で重要な心構えも説かれているようです。

• •最低でも3年から5年以上は継続することが必要。
• •単年度で市場平均に負けることはあるため、一貫性を持つことが何よりも大切。
• •分散投資が基本で、ポートフォリオ内の一部の大化け銘柄が総合リターンを押し上げる。
• •個別の勝率よりも、最終的な総合リターンを重視する考え方が重要。

公式そのものだけでなく、投資にまつわる幅広い考え方が充実している点も、この本の魅力だと紹介されています。機械的に銘柄を選ぶだけでなく、投資で成功するための普遍的な原則も学べる一冊のようです。