得意なことの見つけ方 自分探しにとらわれず、すぐに行動できる技術

『得意なことの見つけ方 自分探しにとらわれず、すぐに行動できる技術』推薦コメント

「やりたいことを仕事にしたい」けれど、どうすればいいか分からない方や、従来の自己分析に疲れてしまった方におすすめの一冊として紹介されています。

もっと軽やかに自分を知る、新しい自己分析

一般的な自己分析で陥りがちな「欠点探し」ではなく、もっと前向きな気持ちになれる方法が提案されています。

• •人から「ありがとう」と言われたことを思い出す
• •なぜかよく頼まれることを振り返る

これらをヒントにすることで、「自分って結構いいところがあるじゃん」と思えるような、楽しい自己分析ができるようになるそう。

行動のハードルを下げる「ワカメ」と「クラゲ」の考え方

自分探しで悩み、行動できなくなるのではなく、もっと気楽に「揺らぎ」を作るためのヒントが紹介されています。

• •ワカメ: 組織などに属しながらも（どこかに根を張りつつ）、流れに身を任せてゆらゆらする生き方。
• •クラゲ: 特定の居場所にこだわらず、ふわふわと漂いながら流れに乗る生き方。

波風が立つことを恐れず、海の中にいるような感覚でいることで、もっと自由に行動できるようになるだとか。

苦手なこととの向き合い方

苦手なことは無理に克服しようとしなくていい、という考え方が示されています。

• •苦手なことはきっぱりと諦める！
• •その代わりに得意な人を頼る
• •普段から自分の得意なことで周りを助けておく（先にギブしておく）ことで、助けを求めやすくなるそう。人は欠けている部分があるからこそ、繋がり合えるのだとか。

仕事の失敗から心を守る「エイリアス」という技術

仕事でミスをして落ち込んでしまっても、自分自身を全否定する必要はないと説明されています。

• •会社で働いている自分を「エイリアス（分身）」と捉える
• •失敗したのは自分自身ではなく、あくまでエイリアス
• •成功体験は自分自身に取り入れ、失敗からは「学び」や「ネタ」を得る

このように考えることで、仕事の失敗で過度に落ち込むことなく、心の健康を保つことができると紹介されています。

自分探しという呪縛から解放され、すぐに行動できるようになるための具体的な技術が詰まった一冊だそうです。