基盤モデルとロボットの融合 マルチモーダルAIでロボットはどう変わるのか (KS理工学専門書)

ロボットの進化の鍵となるAIの「基盤モデル」に焦点を当て、ロボット研究の最前線を解説した一冊として紹介されています。日本や世界のロボット研究を覆すほどのインパクトがあるとされるこの分野について、深く知ることができるそうです。

この本は、もともとGoogleやメタの研究者も参加して執筆された「基盤モデル×ロボット」に関するサーベイペーパー（論文）が元になっているとのこと。「現状どういう技術があり、今後どうなっていくか」をまとめた信頼性の高い内容が、書籍化を望む声を受けてまとめられたものだとか。

特に、以下のような方に向けた思いが込められていると語られています。

• •企業家やビジネスの現場にいる方々
• •基盤モデル（LLMやVLMなど）を「どうやってロボットに使ったらいいのか」を具体的に理解したい方

研究の世界に閉じるのではなく、この本を通じて得られる知識がビジネスに応用され、日本の企業が盛り上がることへの期待が込められているそうです。今後、ロボット分野でのスタートアップを考えている方々にとっても、その一助となることが期待されています。