
「80歳の壁」を超える食事術 (幻冬舎新書 675)
【ベストセラー】「「80歳の壁」を超える食事術」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル【毎日19時更新】さんが紹介
おすすめコメント
70代からは「痩せないこと」が何より大切だという、若い頃の健康常識とは逆の考え方が紹介されています。健康で幸せな高齢者は、体型がぽっちゃりしていて、ほがらかでおしゃべりなタイプが多いそうです。
本書では、最新医学で明らかになった「肥満パラドックス」という、少し太り気味の方が病気の予後が良く、長生きするという新事実が解説されています。そのため、65歳を過ぎたらメタボ対策から、加齢による筋肉減少や虚弱を防ぐ「フレイル対策」へとギアチェンジすることが重要だとか。
特に、以下のような食事術が紹介されています。
- •痩せてしまうことのリスクの方が大きいため、無理な食事制限はせず、お菓子や揚げ物も食べてOKだそう。「食べたものがち」という考え方が大切だと述べられています。
- •筋肉量を維持するために、何よりもタンパク質をしっかり摂ることが強調されています。肉や魚、卵、大豆製品などを毎食摂ることが推奨され、食欲がない時はプロテインパウダーの活用も良いそうです。
- •認知症のリスクを高める血糖値の乱高下を防ぐため、サラダや副菜から食べることもポイントだとか。
また、食事だけでなく、以下の点も重要だと説明されています。
- •プチ筋トレを食事と組み合わせることで、効率的に筋肉をつけることができるそう。
- •「見た目の若さと健康は比例する」そうで、若々しくいるための努力が健康長寿につながるとされています。
老後2000万円の貯金よりも、70代のうちに体重と筋肉という「健康貯金」をしておくことが、80歳の壁を超えて幸せに生きるための鍵だと紹介されています。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。