有価証券報告書で読み解く 決算書の「超」速読術

有価証券報告書で読み解く 決算書の「超」速読術

聞いてわかる投資本チャンネル
【速読】決算書の要点を押さえて数字に強いビジネスマンへ!上場企業管理職、投資家、就活生、必見の決算書速読術とは

聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介

おすすめコメント

監査法人や証券会社など、4つの立場で会計に携わった経験を持つ「会計の超プロ」が書いた一冊として紹介されています。

決算書を読むのが面倒、数字が小さくて読む気にならない、と感じる人でも大丈夫だそう。本書を読むことで、100〜200ページある有価証券報告書を、たった20分で大体の内容がわかるようになると解説されています。

  • 入門者からでもOKな内容で、一次情報である決算書を読み解く力が身につくそうです。
  • 投資家、上場企業の社員、就活生など、多くのビジネスパーソンにおすすめされています。

本書では、財務3票(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の読み解き方について、以下のようなポイントが解説されているとのことです。

貸借対照表(BS)のポイント

徐々に解像度を高める」という考え方で、3段階で見ていく方法が紹介されています。

  1. まずは資産・負債・純資産の比率をざっくり見て会社の安全性を大まかに把握する
  2. 次に「流動」「固定」に分けて、特に流動資産と流動負債の比率から資金繰りの余裕度を把握する
  3. さらに勘定科目を細かく見ることで、例えば「前受け金」が多いレーザーテックの事例のように、最初の評価が真逆に変わることもあると学べるそうです。

損益計算書(PL)のポイント

  • 売上から各利益が減っていく「傾斜の角度」を同業他社と比較することで、その会社の収益性や競争力がわかるとされています。

キャッシュフロー計算書(CF)のポイント

  • 営業・投資・財務キャッシュフローの組み合わせから、企業の状況をパターン分けして理解できるそうです。
  • 有料タイプ: 本業で稼ぎ、投資もして、借金も返済している安定企業。
  • 積極投資タイプ: 本業の利益と借入金を、大規模な投資に回している成長企業。
  • ジリ貧タイプ: 本業がマイナスで、資産を売却したり借金をしてなんとか凌いでいる厳しい状態。
  • ベンチャータイプ: 事業がまだ赤字で、投資も行い、それらをすべて資金調達で賄っている状態。

これらの解説のほか、決算書以外の部分(ROEなど)を読むポイントや、具体的な7社の事例を使って速読の練習ができる章もあるとか。この事例を読み直すことで、「かなり決算書の味方の自信がつきそう」だと紹介されています!

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