静かな退職という働き方 (PHP新書)

「仕事ってなんでこんなに大変なんだろう」「なんだか生きづらいな」と感じている人に、ぜひ読んでほしい一冊として紹介されています。

その苦しさは、あなた自身が悪いのではなく、昭和型の働き方に原因があるのかもしれない、ということに気づかせてくれるそうです。「あなたの苦しさは正しいんですよ」という視点が得られるとか。

この本を読むと、働き方に悩んでいる人が新しい視点を得て、自分がどんな選択をしたいのかを考えるきっかけになるそうです。

• 「静かな退職」という働き方の提案

  • •20代中盤までにいくつかの仕事を試してみて、自分に一番合ったところで腕を磨く。
  • •もしそこでトップを目指せなくても、緩く長く働き続ける「静かな退職」という選択肢があると紹介されています。
  • •これは、男女だけでなく全世代が社会参加する上で、とても大事な考え方だとのことです。

• 日本の「労働の無駄」を指摘

  • •売上は変わらないのに、お菓子会社が次々と新商品を出す例などが挙げられ、日本社会にはびこる労働力の無駄について書かれているそうです。

これまで「自分が悪いんだ」「自分が変わらなければ」と思い込んでいた人へ。
実は、急激に変化しているのは組織や社会の方で、自分の中にある古い価値観（スキーマ）を取り除くことが大切だという話もされています。この本を読んで、自分はどんな働き方を選びたいのか、改めて考えてみるきっかけになりそうです。