
ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))
【ベルばらが100倍面白くなる】革命から230年でどう変わった?アントワネット、オスカル、アンドレ、様々な視点で見る女性のあり方【カルチャーモンスター・湯山玲子×文学博士・石坂安希】(第2回/全2回)
flier 公式チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
少女漫画には珍しい、フランス革命を背景にした時代物として紹介されています。この作品を楽しみながら、マリー・アントワネットが生きた時代やフランス革命について、深く知ることができるそうです。
- •ただのわがままな姫ではなかったマリー・アントワネットの物語に衝撃を受け、彼女が断頭台へ送られたのは、個人の責任だけでなく時代背景があったのだと腑に落ちた、という体験が語られています。
多くの人が共感するというオスカルの存在は、この作品の大きな魅力だとか。
- •13歳の頃に読むと、彼女が置かれている苦しみや引き裂かれるような感情に強く共感し、将来の職業や男女の格差について深く考えさせられたそうです。
- •大人になってから読むと、社会背景への理解が深まり、「人は神の前に平等である」といったセリフや、父親の信念よりも自分の意志で行動する強さといったオスカルの魅力が、さらに理解できると紹介されています。
- •作者が「仕事に生きる女性」を描くには、男装をさせないと説得力を持たせられなかった、という当時の時代背景があったことも明かされています。
また、もう一人の最重要人物であるアンドレを中心に読んでみるのも、おすすめの楽しみ方だそうです。
この作品は、少女漫画で初めてベッドシーンを描いた画期的な作品としても知られています。「恋愛の末に心が結ばれることは決して恥ずかしいことではない」という強い意志で描かれたエピソードは、素晴らしい!と語られています。
どの時代に読んでも新たな発見がある、まさに「古典」と呼ぶべき力を持った作品で、特に女性が抱える問題について深く考えさせられる内容になっているようです。
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