ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

ベルサイユのばら 1 (集英社文庫(コミック版))

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不朽の名作「ベルばら」を100倍楽しむ!おしゃべりカルチャーモンスターと宝塚研究の専門家が縦横無尽に語り合う【湯山玲子×石坂安希】(第1回/全2回)

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おすすめコメント

世界に誇る漫画としての古典と評されているそうです!
いつの時代に読んでも、その時々の社会情勢と照らし合わせながら、様々な読み方ができる普遍的な力を持っている本だとか。

物語の舞台は18世紀、フランス革命前夜。オーストリアから嫁いできた王妃マリー・アントワネットの生涯を縦糸に、架空の人物たちが織りなす愛と宿命の物語として紹介されています。

  • 縦糸:マリー・アントワネットの生涯
  • 横糸:断奏の麗人オスカル、その従者アンドレ、スウェーデンの貴族フェルゼンの4人が繰り広げる愛の物語

この作品がきっかけで、それまで浪費家の悪女とされてきたマリー・アントワネットのイメージが大きく変わったと言われているそう。フランスの元大統領の側近も、この漫画を読んでフランス革命を学んだと語っていたとか!

また、作中で描かれるアントワネットは、実はすごいファッションリーダーだったとされています。

  • 権力者でありながらラフな服を着こなすなど、最先端のファッションを取り入れていたらしいです。
  • それまでの動物性の香水から、バラなど自然の花の香りへと転換させたのも彼女だったとか。「天を一つの瓶に詰めてちょうだい」という発注をしたこともあるそうです!
  • 専門のスタイリストをつけるなど、現代のセレブのような存在だったと語られています。

さらに、現代的な視点から読み解く面白さもあるようです。
SNSがなかった時代に、ビラによって事実無根の情報を流され、民衆の怒りを買ってしまったアントワネットの姿は、現代の“炎上”にも通じるものがあると指摘されています。メディア論という切り口で見ても非常に興味深い作品だそう。

登場人物たちの「愛し、愛されることの難しさ」というテーマも深く、受け身で愛を待つのではなく、自ら能動的に愛することの尊さや幸せについて考えさせられる、そんな物語だと紹介されています。

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