１００話で心折れるスタートアップ

学生時代の起業経験をもとにTwitterで漫画を連載する作者による、スタートアップが失敗する理由を具体的に学べる一冊と紹介されています。エピソードの半分以上が実体験に基づく漫画で、「9割が死にます」という現実と向き合うための視点が平易に示されているそう。

• •株式の基礎: 過半数の重要性、共同創業の50/50配分の落とし穴、投資家に51%以上を渡さない判断が解説されていると紹介されています。
• •小さく始めて素早く検証: 必要最低限で最速リリースし、ニーズがなければピボットする重要性が強調されているそう。
• •人の離脱リスク: 少数精鋭ゆえキーマン退職が致命傷になりやすく、「去る者は追わず」の姿勢が大切だとか。
• •経営者の健康管理: うつ・双極性障害のリスクに触れ、休養やサウナなどのメンタルケアが勧められていると紹介されています。
• •大手参入への備え: スピードだけでは不十分で、真似されにくい参入障壁や個性が要るとされているそう。
• •資金繰りの現実: コストを徹底的に下げ、知人のツテ採用やJカーブの理解が要点だとか。
• •リリース到達の壁: 機能過多やキーマン離脱で出せない罠を避け、まず出して需要を確かめる姿勢が示されていると紹介されています。
• •ユーザーの声の扱い: サラダマックやフォードの例を引き、誰のどんな課題を解決するのかに立ち返るべきだとされているそう。
• •情熱の継続: 最後は創業者のやる気が生命線で、心が折れたら終わりだと紹介されています。

起業志望者はもちろん、起業予定がない人にも役立つ視点が得られると紹介されています。辛さだけでなく、プロダクトが人の役に立つ実感や情熱を持って働ける楽しさにも触れられ、挑戦を後押ししてくれる内容だとか。