潤日(ルンリィー): 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う

ルンリー（潤日）として日本へ向かう中国人の実像を、多面的に追った一冊と紹介されています。

• •2022年の上海ロックダウンを契機に広まった造語の背景（潤＝潤う／儲かる＋RUNのダブルミーニング）を整理していると紹介されています。
• •教育志向、資産保全、情報空間からの離脱、安心安全な老後など、多様な動機を具体例で示しているそう。
• •規模感としては約10万人に達する見立てや、世界的な中国人富裕層の流出動向にも触れていると紹介されています。
• •資金移動の実態として地下銀行を詳述。看板は中古店だが商品が無い店舗、モバイル決済で中国側口座へ送金し店頭で円を受け取る流れなど、現場のディテールが描かれていると紹介されています。
• •都心のプライベートクラブ（会所）への潜入記録も収録。隠し扉の先の大部屋や遊興の様子まで、見えにくい生態が記されているだとか。
• •日本経済への波及として、不動産・小売・金融・医療・教育などでビジネスが動き出していると紹介されています。
• •一方でマネーロンダリングなどのリスクと対策の必要性にも言及があるそう。
• •海外からの注目も高く、フィナンシャル・タイムズで2〜3ページにわたる大特集が組まれたと紹介されています！
• •全国各地（北海道や神保町など）を飛び回る潜入取材が多数で、現場感が濃くておすすめだとか。