涙がでるほど心が震える　すばらしいクラシック音楽

『涙がでるほど心が震える　すばらしいクラシック音楽』は、できるだけ多くの人に役立つ本を目指し、10人の偉大な作曲家にスポットを当てて丁寧に深掘りする構成だと紹介されています。ジャンルを横断して作品を書いた作曲家を選び、室内楽・ピアノ曲・歌曲まで幅広く触れられるよう配慮されているそう。作曲家の生き方や曲の背景、ゆかりの土地にも触れ、旅をしているように読める本だとか。

• •背景を知ることで音楽に共感しやすくなる、BGMのように素通りしにくくなると紹介されています。
• •まずは自分から耳を傾ける聴き方のヒントが得られるそう。
• •音楽を通じて内面との対話が深まる体験につながるだとか。
• •幅広いジャンルを少しずつ理解できるよう意図されているそう。

本書に絡めて挙げられた“神曲”の例も魅力的だと紹介されています。

• •バッハ「受難曲」：演奏時間は約3時間で入門向きではないが、人間の深い感情を描き、時代を超えて心に訴える名作だと紹介されています。
• •バッハ「ミサ曲ロ短調」：緻密で壮大な構造が大聖堂に入ったような畏敬を呼び起こし、やがて内なる対話へ導く力があるそう。
• •ベートーヴェン「交響曲第9番」：交響曲の到達点の一つで、失われた喜びからなお「喜び」を分かち合うために合唱を取り入れた作品だと紹介されています！

クラシックをより深く味わうための背景知と、積極的に聴くためのヒントが一冊で得られる、心強いガイドだと紹介されています。