１００年ひざ

生涯自分の足で元気に歩き続けるための秘訣が詰まった一冊として紹介されています。
膝の痛みに悩んでいる方はもちろん、将来のために今から備えたい方にも役立つ情報が満載だとか。

膝の痛みの本当の原因とは？

日本人の膝の痛みの多くは、肥満よりも姿勢の崩れが原因で起こる変形性膝関節症がほとんどだそう。
悪い姿勢はO脚を招き、膝の内側にばかり負担がかかって軟骨がすり減ってしまうとか。

膝が痛い時にやりがちな以下の行動は、かえって症状を悪化させる可能性があると指摘されています。

• •痛み止めを飲む: 一時的に痛みを抑えるだけで根本解決にはならず、無理に動くことで軟骨をさらにすり減らす危険があるそう。
• •足を動かさない: 膝の軟骨に栄養を届ける関節液は、関節を動かすことで循環するのだとか。動かさないと栄養が届かず、膝はどんどん衰えてしまうそうです。

自宅でできる！最強のセルフケア

すり減った軟骨の中でも繊維軟骨は、適切なセルフケアで再生させることが可能だと紹介されています！そのための具体的な運動法は、誰でも簡単に始められるものばかりだとか。

• •足振り体操: 椅子に座ったままできる簡単な運動で、膝に負担をかけずに滑膜を刺激し、関節内を潤いで満たしてくれるそうです。
• •足裏ほぐし: 体重を支える土台である足裏を柔軟にすることで、膝の安定性を高める効果が期待できるとか。
• •内もも歩き: O脚を改善するための特殊な歩き方で、膝への負担を均等にし、痛みを和らげるのに役立つそうです。

膝を守るための「神の生活習慣」

運動だけでなく、日々の生活習慣を見直すことも非常に重要だと述べられています。

• •筋肉を貯める: 「老後の資産」ともいわれる筋肉、特に膝を支える大腿四頭筋を鍛えることが大切だそう。椅子から手を使わずに立ち上がるだけでも効果的なトレーニングになるとか。
• •よく噛んで食べる: 高齢者に多い低栄養を防ぐため、ストイックになりすぎず、好きなものを楽しく、よく噛んで食べることが推奨されています。
• •体を温める: 温かい食事や入浴で体を内と外の両方から温めることで血流が促進され、膝の隅々まで栄養が届きやすくなるそうです。