となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則

20年前のベストセラーの続編として紹介されている一冊だそうです。2012年から2018年の最新の調査結果に基づいており、現代における億万長者のリアルな姿が描かれているとのこと。

本書では、この20年で登場したSNSとの向き合い方に新たな焦点が当てられていると紹介されています。

• •時間の使い方の違い: 億万長者はソーシャルメディアに週平均2.5時間しか使わないのに対し、読書（5.5時間）や運動（5.8時間）に多くの時間を費やしているというデータが示されているだとか。
• •質素な暮らし: 「SNSを無視することが質素の始まり」とあり、見栄のためにお金を使わず、お金があるのに中古のトヨタやホンダに乗るような倹約家が多いそうです。人生を本当に豊かにしてくれるのは、お金のかからない家族や友人との時間だと考えているとのこと。

また、億万長者になるためのキャリアの築き方についても、具体的なデータと共に解説されているそうです。

• •ドンピシャな仕事: 億万長者には自営業者の割合が非常に高い（現役世代の49%以上）という特徴があるだとか。
• •副業の重要性: 安全な本業を続けながら、趣味を副業に転換したり、新たな収入源を開拓したりすることが、リスクを取りながら成功するための重要な戦略の一つとして紹介されています。

投資に関しては、ウォーレン・バフェットの言葉も引用し、コストの低いS&P500のインデックスファンドへの、計画的でコツコツとした投資を推奨しているとのこと。多くの億万長者はプロのアドバイスに頼るだけでなく、自ら熱心に勉強する姿勢を持っているそうです。

貯蓄が得意で堅実な日本人には、特にマッチする内容かもしれないと述べられています。