
投資と金融にまつわる12の致命的な誤解について
【マニアックな投資本】投資の予測性、チャートの有用性、景気と為替の関係性などをご紹介
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
投資や金融の世界で「よく言われること」に対し、本当にそうなのか?と鋭く切り込んでいく一冊として紹介されています。あまり新しい本ではないものの、タイムリーな円安の話題にも通じる内容で、今読んでも十分に学べるとのことです。
投資の中上級者はもちろん、投資を始めたばかりの初心者にもおすすめだとか。なぜ投資の世界が難しいのか、そして「わかった気」になることの危険性が、この本を読むと逆に理解できるそうです。
この本では、以下のような「致命的な誤解」の真実が解き明かされていくと説明されています。
プロの学者は相場を正しく予想できる?
- •ノーベル経済学賞を真逆の理論を唱える学者が同時受賞した話などを例に、ファイナンスの世界に絶対的な正解は存在しないという事実が示されているそうです。金融知識は、未来の予測よりも「起きたことの後講釈」に役立つ、と少し皮肉っぽくも書かれているだとか。
チャート分析はオカルトなのか?
- あらゆるテクニカル分析は科学的に有効だと証明されたものはない、と言われています。しかし、完全に無意味というわけではなく、賢い活用法が3つ紹介されているそうです。
- •過去の市場の動きを理解する
- •投資のアイデア(仮説)を見つけるきっかけにする
- •感情に流されないよう、自らに規律を与えるツールとして利用する
- •将来予測の道具として妄信するのではなく、あくまで自分をコントロールするためのツールとして使うことが重要だと解説されています。
- あらゆるテクニカル分析は科学的に有効だと証明されたものはない、と言われています。しかし、完全に無意味というわけではなく、賢い活用法が3つ紹介されているそうです。
円安は国力が衰退したから?
- •このよく聞く論調は「完全に間違っている」と断言されているそうです。景気が良い国で通貨高・通貨安どちらの圧力も働くメカニズムが解説されており、どちらが優勢になるかは時代によって変わるとのこと。為替の予想がいかに難しいかがよくわかります。
ありふれた情報に惑わされず、自分の頭で考えるための「軸」を持ちたい人や、自らの思考力を鍛えたい人には、非常に面白い一冊だと紹介されています。「インデックス投資だけやっとけばいい」という考えで思考停止したくない人にとっては、「めちゃくちゃ楽しい!」と思える本だそうですよ。
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