
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 (サンクチュアリ出版)
【現状打破する考え方とは?】話題の哲学本著者・しんめいP×ビリギャル・小林さやかで語る【フィクションを生きる私たち】
flier 公式チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
東洋哲学の渋いテーマを扱いながらも、できるだけ楽しく読めるようにアプローチされている一冊だそうです。イケメンのおじいちゃんからヤンキーみたいなおじいちゃんまで、色々な哲学者が登場するとか。
この本で紹介されている大事な考え方が「空(くう)」という概念で、「全てがフィクションです」という話につながるそうです。
- •私たちが「自分」だと思っているものを含め、コップや椅子、床といった全てのものは、人間が名付けたフィクションのようなものだと説明されています。
- •この世界はディズニーランドのようなもので、ミッキーマウスが存在するとも言えるし、しないとも言える、そんな絶妙な「フィクション性」が全てのものにあると捉える考え方だとか。
ビリギャルの話とも通じるところがあり、「自分はフィクションである」という考え方がすごく腑に落ちた、と紹介されています。映画で描かれた自分は一面的なもので、周りから「努力の天才だ」と言われることに違和感があったそう。それは、人が自分という存在を多面的ではなく、一つのストーリー(フィクション)として見てしまうから、という気づきがあっただとか。
この本を読んで、「面白かったんです本当に!」という感想や、「繋がるとこがあるなってすごく思いました」という共感が語られています。
この本から得られる考え方
- •自分という確固たるものはない: 西洋哲学が「自分はある」という前提から始まるのに対し、東洋哲学は「自分なんてない」というところからスタートする違いが解説されています。
- •なりきる力: 最後のほうに出てくる空海の教えとして、「なりきることで困難に挑む勇気や、大事な心などを獲得していく」という考え方が紹介されています。思い込むことでモチベーションが上がり、パフォーマンスが変わることは認知科学的にも正しいそうです。
- •フィクションから出るためのフィクション: 「自分はダメだ」というフィクションに囚われている時、そこから抜け出すために「自分はできる」という別のフィクションを意図的に用意することが大切だと、本全体で一貫して書かれているそうです。
「自分とかないから何物でもなり得るってめちゃいいね!」と語られるように、自分という固定されたものが無いからこそ、何者にでもなれるという希望につながる一冊だとか。
「自分とかないんだ」と腑に落とし、「なりたい理想像になるにはどうしたらいいんだろう?」と思った時に読むと良い、とおすすめされています。
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