本当の人生 人生後半は思い通りに生きる (PHP新書)

人生の後半を「第2の人生」という消化試合のように捉えるのは、もう時代遅れだとされています。この本では、人生の後半こそが本来の自分に戻り、もっと自由に自分らしく生きる「本当の人生」の始まりだと提案されているそうです。

これまでの人生で、他人の期待や社会のルールに合わせて無理をしてきた「偽りの事故」を脱ぎ捨て、自分の気持ちに素直になって楽に生きることの大切さが伝えられています。
年齢を重ねることで責任や義務から解放される時期は、本当の自分に戻るための大チャンスだとか！

本書には、自分の本音に向き合い、周囲の目を気にせず自分らしく生きるためのヒントが詰まっていると紹介されています。

本当の自分を見つけるための具体的な方法

• とにかく試す、実験する
  • •世間体を気にせず、少しでも興味のあることにどんどんチャレンジすることが大切だそう。失敗してもいいから色々試すことで、本当にやりたいことが見つかると述べられています。
• 楽しみや幸せを後回しにしない
  • •健康や体力は確実に衰えていくため、「後でやろう」と楽しみを先延ばしにすると、結局できずに後悔する可能性があると指摘されています。今この瞬間を楽しむことが何より重要だそうです。
• 残りの時間を意識する
  • •人生には必ず終わりがあることを意識することで、今という瞬間を強烈に輝かせることができるとされています。死ぬまでの寿命ではなく、健康で活動できる時間を考えることが、今すぐ行動する原動力になるだとか。
• 疲れる人付き合いをやめ、本物の親友やパートナーを探す
  • •これまで我慢してきた人間関係を見直し、本当に楽しく付き合える相手とだけ過ごすことが推奨されています。夫婦関係においても、つかず離れずの関係や別居といった選択肢も柔軟に考えていいと述べられています。

年齢に関係なく、人生は今からでも自由に変えられるという力強いメッセージが込められているそうです。挑戦すること、変化を恐れないことが、これからの人生を豊かにする鍵になると紹介されています。
人生の後半を新しい冒険の幕開けとして楽しむための、勇気を与えてくれる一冊だとか。