
賢明なる投資家 ウィザード・ブックシリーズ10
【聞き流しでOK】世界最強の投資家ウォーレン・バフェットに影響を与えた投資家たち!ベンジャミン・グレアム、チャーリー・マンガー、フィッシャーなど※総集編
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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かの有名なウォーレン・バフェットが「師」と仰ぐベンジャミン・グレアムによる、個人投資家のバイブルと紹介されている一冊です。バフェット自身、学生時代に出会って「人生を変える一冊になった」と語るほど衝撃を受け、長年読み続けている本だとか。
初版から70年近く読み継がれており、時代に左右されない本質的な内容が詰まっている証拠だと説明されています。
この本では、まず「投資」と「投機」の違いが明確に定義されているそうです。
- •投資: 元本を守りながら適正な収益を得る行動
- •投機: ギャンブル的な要素が強い行動
その上で、多くの個人投資家が目指すべきは「防衛的投資家」のスタイルであると提案されているとのこと。これは、大きなリターンを狙うよりも、まずは失敗や損失を避けることを優先し、安全でシンプルな投資を好むスタイルのことだそうです。
防衛的投資家のための具体的なポートフォリオとして、以下のような方針が示されています。
- •基本スタンスとして、株式と債券を50:50で保有する。
- •相場の状況に応じて比率を変動させ、株価が割安な時に株式の比率を増やすなど、柔軟に対応する。
さらに、投資すべき株式の選び方についても、具体的なポイントが挙げられています。
- •適切な分散: 10〜30銘柄程度に分散させる。
- •健全な財務: 自己資本比率が高いなど、財務内容が良い企業を選ぶ。
- •継続的な配当: 20年以上配当が続いている実績を重視する。
- •妥当な株価: どんなに良い企業でも、株価が割高な時には手を出さない。
本の中には「株は香水ではなく食品を選ぶように選べ」という心に残る言葉もあるそうです。流行やイメージで選ぶのではなく、そのものの価値をしっかり見極め、割安かどうかを吟味する大切さが伝わってきます。
ただし、内容は「めちゃくちゃ難しくて読みにくい」と感じる部分もあるそうで、投資のあらゆる本の中でも「最も上級者向けの本」だと紹介されています!『ウォール街のランダム・ウォーカー』が可愛く感じるほどの難易度だとか。
それでも、投資における「最大の問題かつ最大の敵は自分自身である」という教えなど、投資哲学の根幹を学べる、まさにバイブル的な一冊のようです。
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