年収300万円、掃除夫だった僕が7億円貯めた方法

本書は、年収300万円の掃除夫からスタートし、7億円もの資産を築いた個人投資家の軌跡を描いた一冊として紹介されています。

単なる投資手法の解説にとどまらず、投資家としての波乱万丈な人生そのものが語られており、非常に面白いとのこと！若い頃の苦しい経験や、儲からない投資法に手を出してしまった話、現物株で得た利益をデリバティブ取引で溶かしてしまった話など、たくさんの失敗談も赤裸々に綴られているそうです。しかし、それら全てが血肉となり、後の成功に繋がる経験値となっている様子が伝わってくるだとか。

特に特徴的なのが、「マチカドウォッチ投資法」という投資スタイルです。

• •街歩きから投資のヒントを得るという、誰でも実践可能な手法だそう。
• •ロードサイドの飲食店の繁盛ぶりや、都心の繁華街での人々の消費行動の変化、ショッピングセンターの店員さんの様子など、日常に隠れたお宝銘柄を見つける具体的な視点が紹介されています。
• •例えば、コロナ明けにガチャガチャに熱中する若者を見てIP関連株の成長に気づいたり、職場で導入された宅配水のビジネスモデルの優秀さに気づき、投資で大きな成功を収めたりと、身近な発見から投資に至った具体的な事例が豊富に語られているそうです。

また、「スカイツリー型」と呼ばれる独自のポートフォリオの考え方も非常に興味深いと紹介されています。
主力の5～10銘柄に信用取引も使って集中投資する「スカイツリー部分」と、100銘柄以上の高配当・優待株などに長期分散する「土台（東京ソラマチ）部分」を組み合わせるというものだそう。これは、バリュー投資だけでは満足できないという「性分」から生まれた、何十年も株式市場と向き合ってきた末の最適解なのだとか。

投資家としての修羅場を乗り越えてきた臨場感あふれるストーリーは、読んでいてドキドキ感を味わえて楽しいそうです！
なぜその銘柄に出会い、なぜ買うに至ったのか、その思考の変遷を時系列で詳しく追体験できるため、すぐに真似するのは難しくても、投資家として成功するためのヒントや必要な行動がたくさん詰まった一冊になっているとのことでした。