糖質疲労

食後の眠気やだるさ、なぜか取れないしつこい疲れの原因は、現代人の2人に1人が陥っているという「糖質疲労」かもしれないと紹介されています。
この本では、そんな糖質疲労から抜け出し、嘘みたいに疲れない体になる魔法の方法が、世界最新医学に基づいて解説されているそうです。

糖質疲労とは、食事の後に訪れる眠気、だるさ、イライラといった不快な症状のことで、放置すると糖尿病やがん、心臓病といった深刻な病気につながる可能性もあるとか。
健康的なイメージのある和食でさえ、実は糖質が多いという点も指摘されています。

この本が提唱するのは、辛い食事制限ではなく、お腹いっぱい食べても大丈夫で、無理なく続けられる「ロカボ」という食べ方だそうです。
例えば、お昼におにぎりを食べるより「パテが2倍のもりもりバーガー」を、とろろそばより「二郎系ラーメン」を、サラダチキンより「マヨネーズをつけた唐揚げ」を食べる方が良いと紹介されています！

その驚きの食べ方には、3つのシンプルなルールがあるとのこと。

• ルール1：タンパク質と脂質ならカロリーもバランスも気にせずお腹いっぱい食べてOK！

  • •お肉やバター、卵などを我慢する必要は全くなく、むしろ積極的に食べることで満腹感が長続きし、食べ過ぎを防げるそうです。
  • •食事にマヨネーズを加えるだけで、血糖値が上がりにくくなるという研究結果もあるだとか。

• ルール2：糖質は1日70〜130g以内を目安に

  • •ストイックに糖質ゼロを目指すのではなく、1食あたりおにぎり1個分（約40g）程度に抑えるのがポイントだそう。
  • •まずは主食を半分に減らすだけでも、体調の改善が実感できるはずだと説明されています。

• ルール3：早食いをせず、「カーボラスト」で食べる

  • •食事の最後に炭水化物を食べる「カーボラスト」を実践するだけで、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるそうです。

この「ロカボ」な食べ方を実践することで、食後の不快感がなくなるだけでなく、体はエネルギーに満ち溢れ、頭もより良く働くようになると紹介されています。
次の食事からすぐに効果を実感できる人もいるそうで、毎日のパフォーマンスを上げたい方には必見の内容だとか。