
「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
【要約】「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本【垣渕洋一】
フェルミ漫画大学さんが紹介
おすすめコメント
この本は、お酒がもたらす影響とその断ち切り方について解説した一冊として紹介されています。
お酒は嗜好品や食品ではなく、脳と体に影響を与える歴とした薬物であると説明されています。ストレス解消や楽しい気分になるためにお酒を飲むのは、薬物で気分を高揚させるのと同じメカニズムだとか。飲み続けるうちに耐性ができて量がどんどん増えていくのは、お酒が薬物である証拠だとされています。
また、「酒は百薬の長」という言葉は、かつての皇帝が税金を集めるために広めた嘘であり、実際には少しの飲酒でも身体的な健康効果は全くないことがわかっているそうです。
▼お酒を飲むことの危険性
- •体内に入ったアルコールは、アセトアルデヒドという毒に変わる。
- •この毒を分解するために肝臓が疲弊し、頭痛、吐き気、二日酔いなどの原因になる。
- •毒が体中に回ることで、癌、認知症、うつ病、睡眠障害など、様々な病気のリスクが高まる。
- •特にストロング系のお酒は「猛毒」であり、売ってはいけないレベルだと述べられています!
▼アルコール依存症のサインと恐怖
- •朝や昼からお酒を飲みたくなるのは、お酒を飲んでいる状態が普通だと脳が勘違いしている危険なサインだそうです。
- •飲まないと、手の震えや幻覚といった禁断症状が現れるようになり、自分の意志ではやめられなくなるとか。
- •一度アルコール依存症になると、脳が萎縮するため、完全に治ることはないと説明されています。
▼お酒をやめるための具体的な方法
この本では、回復に向けて以下の方法が紹介されています。
- •記録をつける: 90日間を目標に、お酒に対する気持ちを日記に書き、継続のモチベーションにする。
- •宣言する: 家族やSNSで禁酒を宣言し、後に引けない状況を作る。
- •お酒の代わりを見つける: お酒を飲みたくなったら、アイスやお菓子、お湯などで代用する。
お酒をやめることで、ぐっすり眠れるようになったり、肌の調子が良くなったり、思考がクリアになったりと、本来の健康を取り戻すことができると紹介されています。「簡単に手に入る快楽に手を出すと人は努力しなくなる」という、心に響くメッセージも伝えられています。
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