株式投資 第4版

世界の株式市場におけるアメリカの立ち位置の歴史的変化と、未来の予測について詳しく書かれている本として紹介されています。

本書では、世界の株式時価総額に占めるアメリカの比率が、戦後の9割から2007年には44%まで低下したという歴史的推移が示されているそうです。

さらに、未来についての以下のような予測が述べられているとのことです。

• •2050年頃には、アメリカの世界に占める時価総額の比率は20%を切る水準まで下がると言われています。
• •今世紀半ばには、インドと中国を合計した株式シェアがアメリカの2倍ほどになるとも予測されているだとか。

こうしたデータや予測から、本書の中では「投資先をアメリカだけに絞るのは、世界の資本の大半を無視していることになる」と指摘されているそうです。アメリカへの集中投資がベストではないという大きな根拠が示されている、と紹介されています。