異次元緩和の罪と罰 (講談社現代新書 2753)

異次元緩和の罪と罰 (講談社現代新書 2753)

学識サロン
※覚悟してみてください!日本人の9割が知らされていない真実『異次元緩和の罪と罰』

学識サロンさんが紹介

おすすめコメント

「本当に勉強になる!」と紹介されている衝撃的な一冊だそうです。日本が今どのような危機に直面しているのか、そしてどうすれば日本経済は良くなるのかがよくわかるとのこと。
専門用語が多く少し難しい本ではあるものの、「物価が上がるのに給料が増えないのはなぜ?」といった疑問を持っている人にこそ読んでほしい内容だと紹介されています。

この本では、2013年から始まった日銀の異次元緩和が、なぜ目標を達成できなかったのか、それどころかこの10年で日本の国富の4分の1が失われてしまったと書かれているそうです。
異次元緩和が「前代未聞の経済実験」のようになってしまった経緯や、日本経済の最大の課題は金融緩和ではなく企業の生産性の向上であることが解説されているとのこと。

また、今後の日本経済がどうなるかについて、以下の3つのシナリオが示されており、将来に備えるための知識が得られると紹介されています。

  • シナリオ1:高循環
    企業の生産性が向上し、賃金と物価が共に上昇。実質賃金もプラスを維持する理想的な未来。
  • シナリオ2:物価高騰
    インフレが進行しても賃金が追いつかず、生活がますます厳しくなる未来。
  • シナリオ3:景気悪化
    世界的な不況が日本を襲い、円安と深刻なインフレが起こる最悪の未来。

この本を読むことで、ニュースで聞く「マイナス金利解除」や「インフレ」といった言葉が、自分たちの生活にどう影響するのかを理解し、自分自身で考えて行動するきっかけになるそうです。
将来困らないように、今から準備するための知識を得られる一冊として紹介されています。