貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ

かつては普通の会社員で、借金450万円、貯金40万円、年収350万円という状況から、わずか4年で資産1000万円を達成した経験に基づいて書かれた一冊として紹介されています。

この本では、お金を貯めるために最も大切なのはテクニックではなく「メンタルが9割」だと説明されているそう。浪費や無駄遣いをしてしまう「浪費メンタル」から、お金が貯まる「貯金メンタル」へチェンジすることが重要だとか。

貯金メンタルを身につけるためには、まず以下の2つのステップが大切だとされています。

• •自分軸を明確にする: 世間体や流行に流されず、「人生の中で本当に大事にしたいこと」を見極める。自分と向き合い、価値観に優先順位をつけることで、本当に必要なもの以外は欲しくなくなり、我慢の必要すらなくなるそう。
• •ストレスの原因を特定する: 無駄遣いの大半はストレスが原因であるため、自分が何にストレスを感じているのかを把握することが重要だとか。そのための方法として、嫌なことやストレスに感じたことを書き出す「メモ」や「ストレス日記」が効果的だと紹介されています。

これらのステップを通じてメンタルを整えることで、衝動買いや無駄遣いがなくなり、お金が貯まるだけでなく、本当に大切なことにお金や時間を使えるようになり、人生の満足度や幸福度が上がるといった効果が期待できるそうです。

さらに、メンタルを整えた上で実践できる「自動的にお金がたまり続けるお金を使わない最強の仕組み」についても具体的に解説されています。

• •欲しいもの放置リストを作る: 欲しいものがあってもすぐに買わず、リストに入れて1週間放置する。衝動的な物欲をクールダウンさせ、本当に必要なものかを見極めることができるとか。
• •飲み会や外食をルール化する: 「月〇回まで」や「90点以上と思えるものだけ参加する」といった自分なりのルールを設けることで、無理なく支出を減らし、付き合いの質も向上するそう。
• •なんとなくコンビニから卒業する: 目的のないコンビニ利用をやめる。スーパーでの買い物も「週に1回」「買い物メモを持参し、誘惑の多い場所は通らない」など、「見たら負け」の精神で臨むことが大切だと述べられています。

単なる節約術だけでなく、自分の価値観と向き合い、満足度の高い人生を送りながらお金を増やすための考え方と具体的な方法が学べる一冊として紹介されています。