タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド

非常に難解な内容ではあるものの、きちんと読み解くことができれば得られるものが大きい一冊として紹介されています。

私たちの多くが、社会や他人にコントロールされることに慣れてしまい、自分の人生を生きられていない理由が解説されているそう。驚くべきことに、夢も現実も「自分でコントロールできていない」という点では同じものであり、多くの人がどちらの世界でも「眠ったまま」なのだとか。

この本質的な問題から抜け出し、人生の主導権を取り戻すための鍵として「気づきの中間点」を見つけることが重要だと述べられています。

• 気づきの中間点とは
  • •私たちの頭の中にある思考や空想である「内的スクリーン」と、目の前の物理的な現実である「外的スクリーン」。この2つを同時に見つめることができる視点のことだそうです。
  • •この視点を持つことで、まるで空想の世界のように、夢や現実を自分の意思でコントロールできるようになると紹介されています。

この「気づきの中間点」を見つけるための、具体的な3つのステップが解説されています。

1. 意識が向いている先に気づき、現実を構築する

   • •まずは、スマホを眺めている時など、自分の意識がどこに向いているのかを客観的に認識する習慣をつけることが第一歩だとか。
   • •次に、本来やるべきことに意識を戻し、「現実を構築する」こと、つまり自分の意思で現実にメスを入れ、他人によって書かれた人生の台本を書き換えることが重要だとされています。

2. 「意図の三つ編み」の使い方を学ぶ

   • •目標達成のための確固たる意思である「意図」を強化するための道具として紹介されています。
   • 以下の3つの要素で構成されているそうです。
     • •目標: 具体的で明確なもの。
     • •信念: 困難に立ち向かうための、根拠のない強い信じる力。
     • •行動: 理想を現実化するために不可欠な要素。

3. 自分自身の再プログラミングにより社会の罠から逃れる

   • •私たちは無意識に社会のプログラムに従ってしまっているため、自分自身を再プログラミングし、根本から変える必要があるとされています。
   • •意図を持って行動することで、望む現実を手に入れるとともに、本当の人生の主人公になることができる、という考え方が学べるそうです。