
投資の4原則 ──低コストのインデックスファンドが人生100年時代の救世主
【新刊】AI株はまだ伸びるのか?バブルの4つの特徴と比較してみた結果、見方が変わった【NVIDIA】
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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20年前に出版されたベストセラーが、最新情報に更新されたリニューアル版として紹介されています。『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者も推薦しており、投資理論や歴史からの教訓、心理的なバイアスについて学べる、資料に富んだ面白い一冊だそうです。
本書は「金融理論」「投資の歴史」「投資の心理学」「資産運用業界」という4つの柱で構成されており、トピックは非常に幅広いとのこと。ボリューム感は『ウォール街のランダム・ウォーカー』ほどではなく、文字も大きめで、読む前に想像していたほど難しい本ではなかったと紹介されています。
特に、第2の柱である「投資の歴史」で語られるバブルの歴史が興味深いそうです。過去のバブルを数字だけで定義するのではなく、「見ればわかる」ものとして、その定性的な特徴を解説している点が特徴的だとか。
本書で挙げられている、過去のバブルに共通する4つの特徴は以下の通りです。
- 日常会話の話題になる
- •南海バブルの時代には国中の話題が持ち切りになり、普段投資をしないような床屋の店主や患者までが株の話をしていたそうです。
- フルタイムの職を捨ててデイトレーダーになる人が増える
- •.comバブルの時代には、退屈な仕事をやめてデイトレードを始める人が多くいたと紹介されています。
- 信者の罵詈雑言
- •バブルに対して警告した専門家が「アメリカの繁栄を攻撃しているのか」と非難されるなど、懐疑論者に対して攻撃的な言葉が浴びせられたそうです。
- 極端な予想が出現する
- •ビットコインの価格について、ある起業家が「達成しなければ全国放送で自分の性器を口に加える」と発言するような、過激な予想が現れたとのこと。
また、統計データに基づいた分析だけでなく、心理学の観点から「定常性の幻想」(過去のデータが未来も続くとは限らないこと)についても触れられているそうです。定量分析を駆使したヘッジファンドが破綻した例も挙げられており、データだけでは語れない投資の奥深さを学べると紹介されています。
第1章のアセットアロケーションの事例や、意外と面白かったという第4章の資産運用業界の話など、数字が好きな方から歴史や心理に興味がある方まで、楽しく読める一冊のようです。
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