医師が唱える超食事・大革命　カーニボア・コード

健康長寿のための最適食は「肉食」だった！
これまでの食の常識を覆す、医師が提唱する革命的な食事法「カーニボア・コード」が紹介されています。アメリカAmazonでレビュー2800件超、星4.7の高評価を獲得した大ベストセラーだそうです。

健康に良いと信じられてきた野菜が、実は人体にとって有害である可能性が、数々の研究と共に示されています。

• •ポリフェノールは天然の農薬：植物が捕食者から身を守るために作り出す植物毒であり、私たちが食事で摂取する農薬の99.9%は、実は植物自体が持つ天然の農薬だそうです。
• •植物性の抗酸化物質は逆効果？：人間の体とはオペレーションシステムが異なり、うまく機能せずに逆に体を酸化させてしまう恐れがあると説明されています。
• •ブロッコリーがDNAを破壊する：ブロッコリーに含まれるスルフォラファンが、動物実験では毒性を示し、DNAを損傷させたという衝撃的な研究結果が紹介されています。
• •大豆のイソフラボンやほうれん草のシュウ酸：それぞれ内分泌をかく乱したり、尿路結石の原因になったりするリスクが指摘されているとか。

一方で、これまで悪者扱いされてきた肉食に関する誤解も、科学的根拠と共に覆されています。

• •肉食とがんの関係：肉食ががんのリスクになるという説は否定され、むしろベーコンの摂取が発がんを抑制したという研究結果まで紹介されています。
• •酸化ストレス：植物性の炭水化物を赤肉に置き換えることで、体内の酸化ストレスや炎症マーカーが優位に低下したそうです。
• •腎臓病や痛風：高タンパク食が腎臓に悪影響を及ぼすという科学的証拠はなく、痛風の真犯人は肉ではなくフルクトースとアルコールだと解明されているそう。
• •長寿の秘訣は赤肉にあり！：なんと、細胞の寿命に関わるテロメアは、赤肉の摂取量が多いほど長く維持されることが研究で示唆されています！

「ステーキ、ベーコン、ラムチョップ」を楽しみながら健康を目指すこの食事法は、無理なく始められる導入編から提案されています。食事の8〜9割を動物性食品にしつつ、風味付けにハーブを使ったり、毒性の低いアボカドやベリー類を少量加えたりすることもできるそう。
さらに、1日2食にして夕食の時間を早める「ETRF」を組み合わせることで、アンチエイジング効果も期待できると紹介されています。

読んでいてよだれが出てきそうな献立で健康になれるなんて、まさに朗報中の朗報！と言えそうです。自分の食生活を見直すきっかけとなる、非常に興味深い視点が得られる一冊として紹介されています。