
60歳からの新・投資術 (青春新書インテリジェンス PI 697)
【60代から投資】年金だけじゃ不足?もう遅い?NISAは危険?60代から投資する人が知るべき情報が詰まった1冊【インフレ】
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
60歳からの投資はもう遅いのでは、と考える方にこそ手に取ってほしい一冊として紹介されています。人生後半の投資の出口戦略が丸分かりになる内容だそうです。
本書では、「キャッシュフローのある資産」と「効率的な取り崩し戦略」の2つを組み合わせることで、人生を楽しみながら資産も長生きさせる方法が提案されています。
効率的な資産の取り崩し戦略
資産を山登りに例え、形成期(登り)と取り崩し期(下山)に分けて解説されています。特に、資産寿命を効率的に伸ばすための取り崩し方が特徴的だとか。
- 老後の前半: 定率で取り崩す。
- •資産価格が高い時に多く、安い時には少なく売る「高値売り」が自動的にできるため、効率が良いとされています。
- 老後の後半: 定額に切り替える。
- •定率のままだと受取額が減りすぎる弱点を補い、毎月必要な額を確保することで生活の目処を立てやすくするそうです。
キャッシュフロー(不労所得)のある資産を持つ
取り崩し戦略に加えて、高配当株や債券、リートといった不労所得を生む資産を持つことで、年金と合わせて生活を安定させる方法が紹介されています。これらの資産はいざとなれば売却も可能で、選択肢を残しておける点もメリットだとか。
どんな資産を選べばいい?
新NISAで買える商品を基本としつつ、それ以外にも検討して良い商品として以下のようなものが挙げられています。
- •米国債
- •日本の国債
- •社債
- ファンズ(ソーシャルレンディング)
- •円建てで為替リスクがなく、過去に元本毀損が一度もない実績があるそう。利回りが決まっているだけでなく、運用期間も決まっているため、計画性が高いのも魅力と紹介されています。
また、高配当株を選ぶ際のチェックポイントも具体的に示されています。
- •10年後、20年後も必要であり続ける事業か
- •企業ならではの強みがあるか
- •売上高と営業利益が右肩上がりか
- •借金が多すぎないか
目標利回り別のポートフォリオ事例や、70歳からの運用モデルシミュレーションなど、具体的なプランも豊富に掲載されており、60歳以降の投資に必要な情報をバランスよく、幅広く俯瞰できる一冊だそうです。年金だけでは少し不安、と感じる方に是非お勧めしたいと紹介されていました。
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