
投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 (日本経済新聞出版)
【聞き流しでOK】我慢の時!相場の四季や、セクターローテーション、永遠の景気サイクルに関する書籍まとめ※総集編
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
おすすめコメント
ウォーレン・バフェットも推薦し、バークシャー・ハザウェイの株主総会で配布するほどめちゃめちゃいい本だと紹介されています!バンガード創業者のジョン・ボーグルも推薦している名著だとか。
「一番大切なことが20個ある」というタイトルが示す通り、投資は一つの正解があるわけではなく総合格闘技なのだということを教えてくれる一冊だそう。
この本では、特に市場サイクルについて深く掘り下げられています。
- •原則: ほとんどの物事にはサイクルがあり、多くの人がその事実を忘れた時にこそ利益や損失を生み出す大きな機会が生まれると説明されています。
- •信用サイクル: お金の貸し借りに関するサイクルで、好況期には楽観から「最悪な投資」が生まれやすいという特徴があるとのこと。「今回の暴落は今までと違う」という言葉が聞こえてきた時こそ、チャンスのサインかもしれないとされています。
- •人間心理の振り子: 人間の心理は強欲と恐怖の間を振り子のように揺れ動くと表現されています。特に、周りに乗り遅れることを恐れる「機械を逸するリスク」の危険性が指摘されており、その対策として本質的価値を強く意識することが重要だそうです。
- •逆張り手法: トレンドに逆らうことで大きな利益を得られる可能性があるものの、それは居心地の悪さを感じるものだとされています。また、いつでも使える手法ではなく、向こうから勝手にやってくる本当のチャンスを待ち続けることが重要だとか。
- •無知の知: 未来予測はできないと認めた上で、「今、サイクルのどの部分にいるのか」を考えることには力を注ぐべきだと説明されています。
市場サイクルを理解し、賢い投資家になるための隠れた常識を学べる一冊として紹介されていました。続編の『市場サイクルを極める』を読む前の復習としても最適なようです。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。