わが投資術 市場は誰に微笑むか

20万部を超えるベストセラーとして紹介されている一冊です。
著者は「個人資産800億円の伝説の個人投資家」清原達郎さんだそうです。

日経平均株価が市場最大の下落幅を記録した歴史的な暴落の日に、多くの投資家がパニックになる中、著者はなんと「爆買い」していたと紹介されています。

その時の心境や行動は、まさに圧巻です。

• •暴落の第一印象は「地球が終わるわけでもないのになんでこんなに下がるの？」というものだったそう。
• •次に「なんとか買わなきゃ」と考え、解説を求めるメールも「無視です」と言い切り、「とにかく今は買注文」という状態だったとか。
• •証券会社にあった23億円の現金をすべて使い、さらに下がるなら銀行預金も移すつもりだったそうです。

暴落の引き金とされた日銀の利上げに対しても、「私は日銀に拍手を送ってます」「あっぱれですよ！」と評価しているとのこと。
今回の下げは「実態のない雑音」であり、「日本の株式市場は戻る」との見解が示されています。

実際にメガバンクを10億円分購入できたそうで、「これからは悠遊時的の配当生活ですよ」とコメントされているそうです。