“Lessons from a Certified Dementia Specialist—Protect Your Teeth Ii You Want to Stop Your Brain From Aging (Ninshishō Senmon'i ga Oshieru! Nō no Rōka o Tometakereba ha o Mamori Nasai!)”, Book (English Language Not Guaranteed)

いつまでも健康で若々しい脳を保ちたいと願う人にとって、「食事・運動・睡眠」に加えて「歯を守ること」が超重要だと解説されている一冊だそうです。認知症専門医が20万人以上を診察した中で気づいた、認知症と歯、そして口腔環境の密接な関係について詳しく知ることができると紹介されています。

脳の老化を止める鍵は「歯」にあった！

• •私たちの脳は、生きるために最も重要な「食べる」という機能を最優先し、口を含む歯の領域を特別に大きく設計しているのだとか。
• •そのため、歯を使って噛むだけで脳の広い範囲が活性化し、脳の血流が増え、脳が生き生きと蘇るそうです。
• •実際に、歯がない人はボケやすいというのは科学的にも正しく、アルツハイマー型認知症の高齢者は健康な人に比べて残っている歯の本数が平均して1/3しかなかったという研究結果も紹介されています。
• •さらに、歯が早く失われ治療せずに放置すると、アルツハイマー型認知症の発症リスクが健康な人のなんと3倍にもなるという衝撃的な事実も明らかにされています。

歯のケアがもたらす、驚きのメリット！
正しい歯のケアを続けることで、以下のような多くのメリットがあると説明されています。

• •認知症や全身疾患を予防し、健康寿命が伸びる
• •生涯にかかる医療費が1000万円以上も安くなる可能性がある
• •孤独に陥りにくくなる
• •何歳になっても好きな料理を自分の歯で食べられる

全身の病気は口の中から始まる
大人が歯を失う原因の第1位である「歯周病」が、いかに恐ろしい病気であるかが解説されています。口の中の炎症が脳に飛び火すれば認知症に、心臓に飛び火すれば心筋梗塞になるように、歯周病を起点として全身に様々な病気が引き起こされるのだとか。

• •認知症: 歯周病菌がアルツハイマー型認知症の原因物質を増やす
• •糖尿病: 歯周病患者は糖尿病になるリスクが2倍になる
• •その他、脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる病気の引き金にもなるそうです。

本書では、こうした病気を防ぐための具体的なケア方法が、歯磨きの回数に応じたレベル別で紹介されているとのこと。5分の歯磨きや両手磨き、歯間ブラシの重要性など、今日からすぐに実践できる最強の健康法が満載だそうです！