「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 (アスカビジネス)

気合や意思の力だけではなかなか行動できない、と悩んでいる方におすすめの一冊として紹介されています。「すぐやる人」は、自分が自然と行動できてしまう「仕組み」を作っているのだとか。
この本では、著者がケンブリッジ大学で学んだ心理学をベースに、「すぐやる人」に共通する50の習慣がまとめられているそうです。

この本で紹介されている「すぐやる」ためのポイントは、「意思 × 環境 × 感情」の3つの要素を掛け合わせることだと言われています。

具体的には、以下のような習慣が紹介されています。

• 頭の中を空っぽにする

  • •やるべきことやアイデアが浮かんだら、すぐに紙に書き出すことが推奨されています。頭の中だけで処理しようとせず、脳の負荷を減らすことで、目の前のタスクに集中できるようになるそうです。

• 自分を動かす環境を作る

  • •意思の力で誘惑と戦うのではなく、誘惑そのものを周りから徹底的に排除する方が楽だと考えられています。
  • •自宅で集中できない時は、お気に入りのカフェなど「やるしかない環境」に自分を置くのも効果的だとか。
  • •毎日の鞄の中身を整理することも、心と頭の整理につながる良い習慣だと紹介されています。

• 体と心を整える

  • •休日はただ休むのではなく、「積極的な休み」が重要だそうです。ウォーキングや軽いジョギングといった「アクティブレスト」は、心身の疲労回復に繋がり、低下した意思の力も回復させてくれるとのこと。
  • •気合を入れたい時には、自分だけの「儀式」を取り入れると、行動へのスイッチが入りやすくなるそうです。お気に入りの紅茶を飲む、特定の音楽を聴くなど、ポジティブな成功体験に結びついた儀式が背中を押してくれると説明されています。

この本を通して、自分に合った行動の仕組みや習慣を見つけることで、無理なく「すぐやる人」に変われると紹介されています。
読書が苦手な方でもスラスラ読める、分かりやすい文章で書かれているそうなので、まずは一つでも実践してみてはいかがでしょうか。