
分散投資を超えて ―アセットアロケーションの実践
【聞き流しでOK】アセットアロケーションにこだわりたい人の為の名著!かなりマニアックな上級者向けも含みます※総集編
聞いてわかる投資本チャンネルさんが紹介
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実践的なポートフォリオ構築と最先端の理論が学べる、最近出版されたばかりの本として紹介されています。
特に注目すべきは、投資家それぞれの満足度を数値化して考える「公用最大化モデル」という理論だそうです。これはポートフォリオ構築の最先端技術とされており、以下のような特徴があると説明されています。
- •リーマンショック級の大きな暴落(ファットテール)も考慮した上で、自分に合ったポートフォリオを組むことができる
- •景気拡大や不況といった様々なシナリオの発生確率を自分で仮定し、自身にとって最も満足度の高い(効用が最大化される)株式と債券の比率を導き出すことができる
- •このモデルを実際に試せるオリジナルのスプレッドシートが用意されており、手を動かしながら学べるのも大きな魅力だとか!
また、具体的なポートフォリオの事例も豊富に紹介されているようです。
- •ライフサイクルポートフォリオ: 退職までの年数に応じて資産配分を調整していくターゲットデートポートフォリオの具体的な比率が、年齢ごとに詳しく示されています。
- •グロースポートフォリオ: 株式を8割ほど組み入れた積極的なポートフォリオ
- •バランス型ポートフォリオ: 株式を6割程度に抑えた安定志向のポートフォリオ
本書は、難しい内容をなるべく数式を使わずに分かりやすく解説しているため、理論と実践を結びつけやすいと紹介されています。アセットアロケーションについて深く、かつ実践的に掘り下げた本はなかなかないそうで、非常に貴重な一冊だとか。投資家が自分自身の目標やリスク許容度に合わせて「意思決定」を下すための、強力なツールとなりそうです。
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